
基礎体温とは、“毎朝覚醒時に、安静な状態で計測した体温”のことを言います。
(日本産科婦人科学会の産婦人科用語集より)
言い換えると、身体を動かさず最も安静にしている時の体温のことをさします。その状態は、ずばり睡眠時です。
寝ているときの体温こそがもっとも基礎体温に近いと言うことです。基礎体温を知り、記録することによって排卵日を知ることができたり、医療の手段として活用することも可能です。近年、基礎体温の記録は月経異常、子宮出血、不妊症の診断等々、さまざまな女性の身体の悩み・病の解決に役立つ手段とされています。
では、実際に計測するときはどんなことに気をつけるべきでしょうか。かつて、基礎体温計測においては、
最小メモリが0.05℃の婦人体温計を使うのが最も適切だと言われていました。なぜなら、
月経周期に伴う基礎体温の変化は小さく、最小メモリが0.1℃のものだと精度に欠けるためです。
また、基礎体温を測るには“毎日同じ条件で計測する“ことが大前提です。具体的には以下の通りです。
・最低4時間以上の睡眠を取った後に計測する
・可能な限り毎朝同じ時間に計測する
・起床してすぐに身体を出来るだけ動かすことなく計測する
・測る前の飲食は控える 等々・・・
ところが近年、基礎体温を測るためだけの“婦人体温計”が発売されるようになってきました。
半年間に渡り、基礎体温の変化が記録されるものなども登場しています。基礎体温の計測には持続的な忍耐力が必要です。
機能的な婦人体温計を見つけ、毎朝ストレス無く、正しく計測できるといいでしょう。
基礎体温を計測した後は、“基礎体温表”(Basal Body Temperature=BBT)に毎朝の体温を記録していきましょう。
基礎体温表は、毎日つけてこそ自らの体調管理ができるものです。 基礎体温表は基礎体温計が販売されている店舗等でも手に入ります。
インターネットの普及によって、無料で表をダウンロードし、手書きで記入できるものや、
ウェブ上で基礎体温の記録・管理ができるものもあります。デザイン性に富んだ基礎体温表も増えてきていますので、
毎日楽しい気分で記録したいですね。
